経済情勢、転勤、家族構成変動…様々なリスクへ対応

日本経済はバブルがはじけてから20年経つわけですが、バブル当時、誰しもここまで長期間景気が落ち込むとは思っていなかった事でしょう。そして景気や金利もチョロっと上がってきたところにリーマンショック(世界金融危機)で再びゼロ金利に逆戻りもしました。

また、急な転勤が発生したり、家族構成の変動(実家の両親の面倒を見たり、子供が出来たり)によっても住宅に求められる仕様も変わりやすく、住まいの計画も変わってくるでしょう。特に住宅ローンが残ったままで引っ越しが不可避な場合、売却か貸すなど住宅ローンの支払いに充てられる資金を捻出しなければなりません

賃貸住宅の場合は上記のようなリスクを回避しやすく、収入が減少しても将来必要になるであろう老後の蓄えを取り崩さなくて済みます。ただし、いざ老後になると現役時代と同様に家賃を支払い続けなければならないので、場合によっては蓄えの減少速度が高まることがあります。

収入減少や転勤といった事以外でも、「自分の家って、あんまりイメージつかないなぁ」「こういう家に住んだら住み心地ってどうなんだろう?」と住宅に求める物が明確でない場合でも賃貸派ならば色々と移り住んで見ても良いのではないでしょうか。建物本体だけでなく、理想的な街を探しながら…というのも良いでしょう。頻繁な引っ越しは結構エネルギーを使いますが、建物自体も周辺環境も見る目が養われそうです。

近年、中古物件をリフォームして個性的な賃貸住宅に改修(=リノベーション)して展開する企業が増えており、「リビングが広くて3LDK、最新の住宅設備が〜」というありきたりなものではなく…癒しを追求したり、趣味に没頭できる空間を設けたり、意匠性にとことんこだわった物件など必ずしも永住には向かない事もありますが「一度は住んでみたい!」という要望にも身軽さに長ける賃貸派ならではの住宅計画と言えます

経済情勢、転勤、家族構成変動などに柔軟に対応できる
上記のようなリスクに対し住宅ローン支払いが続くことが無い
ライフスタイル、住宅計画をじっくり吟味して選択していける
リノベーション物件も物色しやすく住宅などに関する目を養いやすい

増築や仕様変更を繰り返した住宅
大きなリフォームを繰り返すと空間活用や雨じまい(防水)といった面で不都合が起きやすい